Project

ARCEプロジェクト

ARCE(Autonomous River Contorol Engineering)は、は、2016年に河川を自律的に制御する新技術の開発を目的として、異分野融合の研究体制で開始された研究プロジェクトです。ARCEプロジェクトでは、革新的な河川工学のための技術開発だけにとどまらず、さらに人類の理想である様々な自然災害を無害化する「土木科学」の確立を目指しています。「土木科学」は、既存の土木工学の経験的手法を科学的手法へ転換することで自然現象の不確実性を縮減し、社会活動における自然災害の脅威の除去や、生産性の飛躍的な向上を目的とする学問です。

MSMI

MSMIは、Multi Scale Muon Imagingの略号です。このMSMIプロジェクトは、素粒子の一つであるミュオンを用い、アトスケールからキロメートルスケールの物体内部を透視する技術の確立を目指すものです。このプロジェクトは、ミューオンイメージングの変革のために、素粒子物理学、土木工学、加速器科学の専門家が集結し、ミューオン検出技術およびミューオン加速技術を高度化するとともに、可視化対象を拡張することで、基礎研究から応用研究、将来の社会実装までを目指すものです。なお、このプロジェクトは、科研費・学術変革領域研究(B)において「素粒子現象から巨大構造物までを透視するマルチスケールミューオンイメージングの創成」という課題で採択となっています。

Mizu Labコンソーシアム

水ラボは、新潟創業の6社の建設関連会社、関連する官庁、新潟大学の研究者を構成員とし、地方における高度な人材育成を目的とし、2020年11月に設立したコンソーシアムです。同コンソーシアムにおける様々なイベントを通じて学生や参画企業の人材の学びにつなげ、高度人材の育成を目指すとともに、産官学の交流を促進することを目的としています。活動を通じて県内の建設産業への高度人材の輩出を始め、地域の課題解決、ベンチャー企業の創出支援などを見込んでいます。